店舗選びのポイント

プロの目から店舗を選ぶ際のポイントについてアドバイス

店舗選びは業種によって様々な目的や理由があります。
交通機関、道路状況、住宅地か、オフィス街かなど出店する地域環境を充分に考慮しましょう。

建築物の構造

築年数や面積よりも、店舗に建築物の持ち味を流用できるか、という点に注目する必要があります。
木造
古い柱や梁を利用しアクセントとして再利用するのも1つの手法です。
鉄骨造
合成スラブのデッキ材をそのまま天井とし、天井高を確保することも可能です。
鉄筋コンクリート造
鉄筋コンクリートは耐荷重や防音性に優れているので、音漏れなどは他の構造より少なくなります。
このように建築物の持ち味を活かすことでコストダウンを図ることも可能です。
最終的な店の雰囲気やコンセプトを考えて、建物の構造をうまく利用するのもポイントといえます。

設備条件

ガス、水道、電気、排気ダクト、通信設備などの配線状況で施工費用は大きく変わります。
入居前から、これらの設備が整っている場合費用がかからなくて済みます。
事前に必要な設備の有無と必要な工事などをしっかりと確認し、物件選びをしましょう。
ガス
飲食店の場合、配管・配線が屋外であれば、ガスメーターを交換する際に道路を掘り起こし、
本管まで差し換える工事が必要となる場合があります 。
水道
都心部では一般的に、トイレの汚水と雑排水は別経路で排水しなくてはいけません。
しかし、室内にその分流設備が無い場合は、外部から引き込んだり、場合によっては床を掘って
新たな経路を作ったりしなければならない可能性もあります。
電気
電気は使用量契約によって引き込み線の太さが規定されています。そのため、使用したい使用量に対して、
太さが足りない場合はビル内の電線を差し換えたり、電柱から引き込んだりしなくてはなりません。

居抜き物件とスケルトン物件について

店舗物件選びには、「居抜き物件」と「スケルトン物件」という選択肢があります。
居抜き物件とは…
内装や厨房設備などがついたままの物件のこと
【メリット】
・すでにある設備をそのまま流用でき、内装のリフォームのみで済むため初期コストの負担が少ない
・リフォームなどの工事が短期間で完了する
【デメリット】
・ある程度、設備の配置が決まっているためレイアウトの自由度が低い
・使用しない設備の解体や廃棄物処理などにコストがかかる
スケルトン物件とは…
内装や厨房設備などの設備をつける前の状態の物件のこと
【メリット】
・厨房から内装、設備まで、思い通りに仕上げることができる
【デメリット】
・何もない段階から工事をするため、コストがかかる
・内装のデザイン・設計、設備の選定や業者との打ち合わせなどで、開業までに時間がかかる